2012年08月24日

BeachBoys名古屋公演

 先日、東京池袋まで劇団6番シードさんの舞台を見たことは報告済みなのですが、実はその翌日は名古屋に移動してビーチボーイズの名古屋公演を見てきたのでした。

 様々な事があってバンドが三つに別れていたのが結成50周年を記念しての再結成。そしてメンバー達が高齢になりつつある事を考えるとこれが本当の最後の来日だと感じてはるばる名古屋まで行って来たのです(大阪公演もあったのだけど、平日だったため断念)。

 会場は日本ガイシホール。総合格闘技イベントのDREAMを見て以来です。ちょうどあの時はぬまっちさんが「生誕30周年生誕祭 in nagoya ガンダム・THE・FIRST〜伝説の3DAYs 永久保存版」の発売イベントがあってそれも見に行っていたんですよ。あー二年前か、シャア専用自転車あったなぁ…(遠い目で)。

DREAM.16のレポート
ガンダム・THE・FIRSTのレポート

BeachBoys名古屋公演

 一階のアリーナ席はポツポツと空席があるもののほぼ完売。ですが二階席は数人しかおらずちょっと不安な立ち上がりになりました。

 前座は「名前のない馬」がヒットしたアメリカ。活躍した時期が同じとはいえ、都会的なビーチボーイズに対して正直フォークロックというジャンルである以上やや田舎ぽいアメリカはなんかそぐわないような…。1時間のプレイだったのですが、客席を暖めることが出来たような出来なかったような…。正直30分でも良かったかも。

 不安に不安を重ねた立ち上がりになるのか?と思いきや、ビーチボーイズが登場するとアリーナ席全員がスタンドアップ!時折トークは挟む物の、ほぼノンストップで2時間ちょいのプレイでした(メンバーはほぼ70歳よ!)。もちろんお客さんも座ることなく立ちっぱなし!皆さんお疲れ様でした。改めて彼らがロックでポップなバンドなんだと認識。実は2005年のブライアン・ウィルソンのSMiLEツアーも見に行ったのですが、この時はSMiLEというアルバムの歴史とキャラクターからまるで宗教儀式のような(苦笑)コンサートで「座って黙ってじっくり聞く」という感じだったんですよねぇ(でもその我慢があったからフィナーレの「グットバイブレーションズ」での大盛り上がりになった訳なんですが)。

 意外な収穫は初期に在籍し、今回の再結成で再加入となったデビット・マークス。まぁ、ブライアンの弟達(デニス、カール)が鬼籍に入っているための「数合わせじゃないの?」という僕の元々の評価が低かったのもあるんですが(ゴメン)、ギター、時にはメインボーカルを務めたりと活躍していました。ビーチボーイズの特色とも言えるコーラスは苦手なのかあまり参加していなかった雰囲気でしたが(苦笑。演奏に集中しすぎてマイクに戻るのが遅れた事も)。

 マイク・ラブやアル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンが70歳近くなのにきちんと声が出ているのは嬉しかったなぁ。流石にコンサート終盤はちょっとしんどそうでしたけど。ブライアンはドラッグと精神面の影響から全盛期のような声は難しいのですが、それでもサポートメンバーのジェフリー・フォスケットとのハーモニーは美しかったのです。

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Posted by 天野"kevin"達也 at 17:05│Comments(0)音楽
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