2014年02月03日

ハイレゾなるものを試してみる

 さてさて、CDを上回る音質という触れ込みの「ハイレゾ」という物が出始めてきたというので、試してみましたよ。本当なら高級アンプから高級スピーカーを通して聞く、というのがベストなんでしょうが、さすがに財布が…(苦笑)。という訳でソニーのハイレゾ対応ウォークマン「NW-F886」を購入しました。



 最高級クラスの「ZX-1」も興味あったのですが人気がありすぎてどこも在庫無し。その余波なのか64GBモデルの「NW-F887」も在庫薄なので32GBモデルの「NW-F886」を選択しました。という訳でその「NW-F886」の感想をば。

○スマートフォンと比べるとかなり軽い。
○音質もかなりいいぞ!
○音量・再生&一時停止・次&早送り・前・巻き戻しのボタンがあるのが楽。
△音質補正機能の「DSEEHX」は確かに音は良くなる物の、MP3の音源によって良くなる物とそこそこ良くなる物に分かれる。
△ハイレゾでのアルバム一枚の容量が1Gを越えるのが当たり前。まだまだハイレゾの品揃えが少ない状況とは言え16GBや32GBモデルではすぐにいっぱいになってしまう可能性大。
△アンドロイドを使っているため、OS、そしてアプリに容量を取られている。そのため32GBモデルでも26GBしか使えない。


×バッテリーの持ちはカタログに載っている時間よりも悪い(MP3再生での数字のため。ハイレゾや「DSEEHX」を使うとバッテリーの消費は早い)。
×バッテリーの持ちが悪いとなるとモバイルバッテリーの出番となるのだが、ウォークマンは独自コネクタのため専用ケーブルを持ち歩かないと行けない。旅行となるとなおさら不便(マイクロUSB導入を希望)。
×保護シートを貼ろうとすると「Hi-Res AUDIO」というステッカーがあるためにきちんと貼れない。


最後の保護シートのところはちょっとイラっとしました(苦笑)。これがソニーからも保護シートが発売されているんだから注意書きの一つも書いて置いてよ!気がつかなかった僕が間抜けなんでしょうけど、なんだかなー。

 とはいえ不満点を結構上げたと思うのですが、それでも非常に良くできたプレイヤーだと思います。多メーカーのハイレゾ対応機器と比べてもコストパフォーマンスという点でも非常に優れているんじゃないかな?注意点はファイルの容量の大きいハイレゾを聴こうとすると32GBや16GBモデルだとすぐにいっぱいになってしまう可能性があります。MP3限定なら全然余裕なのですが、ハイレゾ目的でこれらを購入するのであれば容量が大きくなるであろう次期モデルまでのつなぎとして割り切った方がいいかもしれません。

 ついでなのでハイレゾそのモノについての感想を。

○クラシック&オペラ、ジャズといったジャンルだと聴いてすぐ「すごい!」と感じ取れる。
△その一方でロック・ポップスはMP3と聞き比べれば差が分かるものの、MP3でも十分楽しめる印象あり。
×特にソニーの配信サイトmoraでよく見られるのだが、アルバム単位での販売がほとんど。iTunes等での曲単位販売が普通になった事を考えると時代に逆行していないか?
×ハイレゾのクオリティが上がるのと比例する形で値段も高くなるのだが、パッケージ無しのダウンロード販売にしては高すぎる(最高クオリティのDSDになるとアルバム7,000円!)。
×お試し用の無料サンプルをもっと出すべき。
×元の録音環境やマスターテープが良くないとハイレゾにしても効果が薄い。ここはお試し視聴ではわからないので買ってみて解る事がある。

 ハイレゾのいろんなジャンルの物を購入してみたのですが、クラシックや民族音楽はおもしろい!という新たな発見があったのが収穫。音楽を楽しむ可能性を広げてくれる新しい規格だと思いました!

 CDの次の規格という物は過去にDVDオーディオやスーパーオーディオCDが出てきたのですが、残念ながら大きく普及できませんでした(個人的にはウォークマンの登場で「音楽は外に持ち出す物だ」という概念が出来たのに、家でしか聴けない両規格は使い勝手が悪かったのがいけなかったと思います。コピー防止をきつくせず、データを自由に移動できるようにすればもう少し違う展開もあったと思うのですが)。

 ネット環境の充実やFLACといった圧縮方法の登場でようやく使える「ポストCD」が出てきたのに、ちょっと販売側の売り方は「ハイレゾはマニアが買う物」という所から抜け出していない感じが拭えません。もっと普通のユーザーにも気軽にハイレゾに触れて貰える状況を作り出さないと、またDVDオーディオ達の二の舞になりかねないと思うのです。まずはアルバム単位ではなく曲単位の販売の開始を!  

Posted by 天野"kevin"達也 at 16:17Comments(0)音楽

2013年07月08日

ユーミンの初期3作品

 スタジオジブリ最新作「風立ちぬ」に荒井由美さんの「ひこうき雲」が主題歌として起用されたことをきっかけに彼女の初期のアルバム三作品を購入してみました(ツイッターで最後の一押しをしてくれたなんば白鯨系列のスタッフ、ねひさんとスポーツアナウンサーの市川勝也さんに感謝!)。



 「ひこうき雲」はデビュー作ということで荒さというか若い感じがしました。まだフォークからポップスに彼女もその時の音楽業界も行ききっていなかったのかな?アルバムタイトルでもある「ひこうき雲」はきちんと聞くとプルコム・ハルムの「青い影」ぽいですね。ユーミンさんもこの曲の影響を大きく受けた事を公言していますし、ベスト盤「日本の恋と、ユーミンと。」のラスト2曲に「ひこうき雲」と「青い影」のカバーバージョンを置いたのも感謝のメッセージ的な物を感じます。



 2作目「ミスリム」は一気にアルバムとして、そしてシティーポップスとしての完成度を上げてきた雰囲気。アルバムを通して聞くならこの一枚ですね。

 ところが3枚目の「COBALT HOUR」は実験的な事をしてきたように見えます。タイトル曲「COBALT HOUR」はシティーポップスではあるんですが男歌のような女歌のような、都会的であるようなそうでないような不思議な魅力がありました。今だからそう感じてしまうのかもしれませんがダサカッコいい。動画サイトでクレイジーケンバンドのカバーバージョンを聞いてみたのですが(スイマセン)こっちの方がケンバンドのキャラクターとあっていて成功しているような。
 「ルージュの伝言」をきちんと最後まで聞いた事がなかったような気がするのですが、最後のファルセット(高音)コーラスって山下達郎さんですよねw?達郎さんファンとしてはそこだけ何回も聞いてしまいました。
 「CHINESE SOUP」はまるでビーチボーイズのアルバム「Smile」のような曲。「COBALT HOUR」が出た時点では「Smile」は企画が頓挫し、幻のアルバムとなっていたのですが、それのボツ曲などが後に「スマイリー・スマイル」等で復活したとはいえ似た雰囲気なのは不思議な巡り合わせがあるように思いました。

 本当は4番目のアルバムにして荒井由美として最後の作品となった(その後再び荒井由美名義で活動したこともありましたが)「14番目の月」もオススメされたのですが今回は予算の面もあって先送り!  
Posted by 天野"kevin"達也 at 23:34Comments(0)音楽

2013年03月18日

RGさんの神戸あるある

 さて、3月29日の映画喫茶白鯨の宿題作品「ジャンゴ」を見に先日ミント神戸に行ってきたのですが、そこの映画館の下にあるタワーレコード神戸店さんに行ってみるとレイザーラモンRGさんの「神戸あるある」直筆Tシャツが。これはRGさんのネタDVD「GREATEST HITS」が発売したことに対してのキャンペーンの一環なのですが、こうなると各店舗にも「地方あるある」Tシャツがあるかどうか調べてみたいところ。ちなみに「神戸あるある」は…



山の方イノシシ出がち
でした。うん、あるあるw。

タワレコオンライン内の「GREATEST HITS」へのリンク  
Posted by 天野"kevin"達也 at 22:48Comments(0)音楽

2013年03月15日

NONA REEVES「POP STATION」

 ノーナ・リーブスの最新アルバム「POP STATION」を紹介。ここ最近の僕中ヘビーローテーションだったりします。


 関東圏以外ではなじみが薄いでしょうがTBSラジオで放送中の「TOP5」という番組のオープニングテーマを発展させた「P-O-P-T-R-A-I-N」という曲がえらくゴキゲンなのです。





 その他にもWeee Like It!!!、Never Ever Let U Down、Mr. Melody Makerがオススメ。

 もしかしたら「P-O-P-T-R-A-I-N」よりもお気に入りになりつつあるのは一十三十一さんとのデュエット曲「Golden City」。久しぶりに大人な曲を聴いた気がします。一十三十一さんはデビュー間もない頃にtvkの「sakusaku」のゲストで来たイメージのままだったので、こんなに素敵なミュージシャンになっていたのか!と今頃になって驚いております。勢いで彼女の「City DIVE」というアルバムを買っちゃいました。大貫妙子さん+松任谷由実さん+山下達郎さん(RCA/AIR時代)という感じで僕の世代30代よりも40代のツボにはまりそう。



 「P-O-P-T-R-A-I-N」はTBSラジオ「TOP5」バージョンというのもありまして、こちらはオンライン販売中。iTunesでは遅れての発売だそうです。
http://www.radi-con.com/program/160  
Posted by 天野"kevin"達也 at 23:06Comments(0)音楽

2012年11月20日

Tivoli Audioというオーディオが格好良い!

 先日ヨドバシカメラ梅田に行ったところTivoli Audioというオーディオ機器を発見。木のぬくもりを感じられて、なおかつダイヤルが大きい点が格好良いな、と思い見てみると…

155、400円!
きみ、結構お高いのね(苦笑)。

 でもこれは最高級モデルのお値段で、他のはビックリするほどのお値段ではないです。こっちもいいな。


 持ち出しに特化したポータブルタイプもアリ。オサレ。

http://www.tivoliaudio.jp/index.htm

  
Posted by 天野"kevin"達也 at 12:05Comments(0)音楽

2012年10月02日

たけしさん「いいとも!」出演ということで

 ビートたけしさんが「笑っていいとも!」に昨日(1日)出演したのをきっかけにCD「オーイ!たーけちゃーん」を久しぶりに引っ張り出してみました。「BIGな気分で唄わせろ」とか「四谷三丁目」が懐かしいなぁ。



ちょっと聞き直してみたらたけしさん、歌上手いんですよ。また関わったスタッフも阿久悠さん、大澤誉志幸さんと豪華。


一部の楽曲の作詞をたけしさんがやっているんですがセンス、いいんですよねぇ。大人の世界の話なので子供の頃はピンと来なかったんですが、オッサンになった今、ようやく良さが解る。

今日の「いいとも!」のゲスト、浅草キッドさんの元ネタとなった「浅草キッド」も収録しています。


しかしこのジャケット写真、ちょっと狂気があるように見えてしまうのは「アウトレイジ・ビヨンド」公開前だからでしょうか(笑)。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 09:03Comments(0)音楽

2012年08月24日

BeachBoys名古屋公演

 先日、東京池袋まで劇団6番シードさんの舞台を見たことは報告済みなのですが、実はその翌日は名古屋に移動してビーチボーイズの名古屋公演を見てきたのでした。

 様々な事があってバンドが三つに別れていたのが結成50周年を記念しての再結成。そしてメンバー達が高齢になりつつある事を考えるとこれが本当の最後の来日だと感じてはるばる名古屋まで行って来たのです(大阪公演もあったのだけど、平日だったため断念)。

 会場は日本ガイシホール。総合格闘技イベントのDREAMを見て以来です。ちょうどあの時はぬまっちさんが「生誕30周年生誕祭 in nagoya ガンダム・THE・FIRST〜伝説の3DAYs 永久保存版」の発売イベントがあってそれも見に行っていたんですよ。あー二年前か、シャア専用自転車あったなぁ…(遠い目で)。

DREAM.16のレポート
ガンダム・THE・FIRSTのレポート



 一階のアリーナ席はポツポツと空席があるもののほぼ完売。ですが二階席は数人しかおらずちょっと不安な立ち上がりになりました。

 前座は「名前のない馬」がヒットしたアメリカ。活躍した時期が同じとはいえ、都会的なビーチボーイズに対して正直フォークロックというジャンルである以上やや田舎ぽいアメリカはなんかそぐわないような…。1時間のプレイだったのですが、客席を暖めることが出来たような出来なかったような…。正直30分でも良かったかも。

 不安に不安を重ねた立ち上がりになるのか?と思いきや、ビーチボーイズが登場するとアリーナ席全員がスタンドアップ!時折トークは挟む物の、ほぼノンストップで2時間ちょいのプレイでした(メンバーはほぼ70歳よ!)。もちろんお客さんも座ることなく立ちっぱなし!皆さんお疲れ様でした。改めて彼らがロックでポップなバンドなんだと認識。実は2005年のブライアン・ウィルソンのSMiLEツアーも見に行ったのですが、この時はSMiLEというアルバムの歴史とキャラクターからまるで宗教儀式のような(苦笑)コンサートで「座って黙ってじっくり聞く」という感じだったんですよねぇ(でもその我慢があったからフィナーレの「グットバイブレーションズ」での大盛り上がりになった訳なんですが)。

 意外な収穫は初期に在籍し、今回の再結成で再加入となったデビット・マークス。まぁ、ブライアンの弟達(デニス、カール)が鬼籍に入っているための「数合わせじゃないの?」という僕の元々の評価が低かったのもあるんですが(ゴメン)、ギター、時にはメインボーカルを務めたりと活躍していました。ビーチボーイズの特色とも言えるコーラスは苦手なのかあまり参加していなかった雰囲気でしたが(苦笑。演奏に集中しすぎてマイクに戻るのが遅れた事も)。

 マイク・ラブやアル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンが70歳近くなのにきちんと声が出ているのは嬉しかったなぁ。流石にコンサート終盤はちょっとしんどそうでしたけど。ブライアンはドラッグと精神面の影響から全盛期のような声は難しいのですが、それでもサポートメンバーのジェフリー・フォスケットとのハーモニーは美しかったのです。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 17:05Comments(0)音楽

2012年07月30日

Kissin' Christmasが入っているっ!

 さて先日タワーレコードに行くと桑田佳祐さんのベスト盤「I LOVE YOU」をあったのでそれを手にとって見てみると…
な、なんと幻の曲だった
Kissin’ Chiristmas
(クリスマスだからじゃない)
が入っている!



 思わず即買いしましたよぉぉぉ!これは86年と87年に日本テレビで放送された「メリークリスマスショー」のために書かれた曲でユーミン、アン・ルイス、吉川晃司さん達が参加。豪華すぎる参加者が集まったために所属するレコード会社の許可を取るのが大変だったために「おそらく」商品化出来なかった物だったのですが、今回めでたくCDに!

 ただ残念なのは先に言った問題があるためなのか、元々ユーミンとのデュエットだったのが事実上桑田さんのソロバージョンになっていること。東日本大震災のチャリティーとして元々のバージョンを発売するというのは無理なのかなぁ?

ウィキペディアの「Kissin’ Chiristmas」の記事

 ちなみに3年前にもこの曲を取り上げたのですが、リンクを張ったYoutubeの動画はすべて削除されていました…。
http://kconasu.otaden.jp/e75976.html

 色々言ってしまいましたが、とはいえこれは真夏のクリスマスプレゼントでした!暖かい気持ちになれる良い曲です。

 桑田さんのCDに合わせて見に行ってきた「ダークナイトライジング」のサントラを購入。映画良かったよ!
  
Posted by 天野"kevin"達也 at 12:05Comments(0)音楽

2012年05月14日

CDが安い


PHSからの送信テストを兼ねての投稿です。

写真はエルビス、マイルス・デイヴィス、シカゴのベスト盤なんですが輸入盤とはいえ破格の千円。この安さはありがたいと言えばありがたいんですが、ネット音楽配信の普及だったり、CD売り上げ不振が影響していると考えたら安易に喜べないんですよねぇ。
  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:17Comments(0)音楽

2012年04月10日

スタローンの弟はミュージシャンだった!

 僕がいつも聴いているネットラジオ「旭堂南陽・細川博司のバンクラセブン(FMBCで金曜夜10時から)」から「シルヴェスター・スタローンの弟はミュージシャンでランボー?のサントラに参加している。」というトリビア的な情報が出てきたので興味本位で調べてみると確かにミュージシャンとして活動しており、映画「ステイン・アライブ」の挿入曲「Far From Over」でゴールデングローブ賞とグラミー賞にノミネートされた実績があったのです。

 経歴を見ているとステイン・アライブ、ロッキー?・?、ランボー?、オーバー・ザ・トップといったお兄さんの作品に関わっているために兄の七光りなのかな?と思っていたのですがアマゾンでMP3を購入、ダウンロードしてみると意外といい曲ばかり(ちなみにCDはほとんど廃盤)。1980・90年代の作品はクリストファー・クロス(「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」等)のようなAOR調で気に入りました。

1985年のデビューアルバム「Frank Stallone」のジャケット。

どこかお兄さんと同じ雰囲気がありますね。

2002年のベスト盤「Stallone on Stallone ? By Request」のジャケット

お兄さんがステロイド等でごつくなりすぎたために段々似なくなってきています(苦笑)。

 ちなみに前述の「ステイン・アライブ」、実は「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編でシルヴェスターが監督しているのですが第4回ゴールデンラズベリー賞(1984年)で作品賞、主演男優賞(ジョン・トラボルタ)、助演女優賞(フィノラ・ヒューズ)にノミネートされる有り難くない結果を出してしまいました。この映画で評価を得たフランクと対照的である事を考えると皮肉ですねぇ。

日本版ウィキペディアのフランク・スタローンの解説
アメリカ版ウィキペディアのフランク・スタローンの解説

アマゾンで「フランク・スタローン」とするよりも「Frank Stallone」と検索した方がいいと思います。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:05Comments(0)音楽

2012年02月15日

マイルス「ユア・アンダー・アレスト」

 マイルス・デイヴィスのCD「ユア・アンダー・アレスト」を購入(中古だけど)。しかしこのジャケットのマイルスさん、目力ありすぎですよねぇ。


しかも銃なんか持っているし。凄味ありすぎ…。


 しかしこのジャケットとは対称的にアルバムの目玉とも言えるマイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」とシンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」のカバーを聞くともの凄く優しい演奏をしているんですね。尖った演奏ばかりの人ではない事は知っていましたが、ちょっと意外。まー、ジャズキャリア初期の頃は優しい顔つきをしているので実際の所、根は優しい人だったのかもしれませんねぇ。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:09Comments(0)音楽

2011年11月05日

ビーチボーイズのSMiLE購入!

 さて諸般の事情があってお蔵入りとなったビーチボーイズのSMiLEを購入、聴いてみました。諸般の事情やその後、リーダーのブライアン・ウィルソンがソロプロジェクトとしてSMiLEを出したことに関して説明するとものすごーーーーーく長い話になるのでそこは各自調査(スマン)!



 聞いてみた感想としては「アルバムとしての完成度としてはやっぱりブライアンバージョンの方が良くできているな。」という物でした。ビーチボーイズバージョンもいいんですがどうしても曲の集合体でしかないような。ブライアンバージョンの方はそれぞれの曲がつながって最後のグットバイブレーションで見事終焉を迎える交響曲のような構成なのです。もうロックとかポップの概念を超えちゃっているんです。ところがビーチボーイズ版は諸般の事情の為か曲単位では録音できている物の曲をつなぐ所までは録音できなかった様子なのです。こうなるとせっかくの高いレベルにあるコンセプトを持っていても聴いている方に一部しか伝わらないと思うのです。

 とはいえ聴く価値が無いわけではなく、鬼籍に入ったカールとデニスのコーラスも聴けますし、ブライアンのボーカルもクリア。ややくたびれてしまった今の声も味があって好きなんですけどね。無茶を言うとビーチボーイズのボーカル&コーラスだけを残してバックは新録音で、というのがあれば最高なんだけどなぁ…。あぁ、いけないいけない。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 11:35Comments(0)音楽

2011年08月30日

岡村ちゃん完全復活だな。

岡村ちゃんこと岡村靖幸さんの公式サイトがプレオープンしたというので見てみると…なんといきなり新曲(?)「ぶーしゃかLOOP」の登場!これ聴いたら完全に岡村ちゃん復活ですな!僕の中でCDが出た事で大丈夫と思えるレベルが99%だったのですが、これで120%になりましたね(断言)!とりあえず聴いて(↓)!



http://okamurayasuyuki.info/
(繰り返しになりますが、このHPは「ぶーしゃかLOOP」のYouTubeがいきなり流れ出しますので音が出るとまずい環境の人は注意して下さい)
http://twitter.com/#!/yasuyuki_info  
Posted by 天野"kevin"達也 at 01:05Comments(0)音楽

2011年08月25日

岡村ちゃん、おかえり!


という訳で岡村ちゃんこと岡村靖幸さんの新譜、エチケットのピンクジャケット&パープルジャケットを購入。過去の楽曲をリメイクし直したセルフカバーアルバムなんですが、これがご機嫌で最高の出来に仕上がっております!体も絞れているし、今度こそ「お帰りなさい!」とちゃいますかねぇ。

ちなみにどちらにも名曲「だいすき」が収録されていますが、パープルは新アレンジ、ピンクはアコースティックになっています。
  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:52Comments(0)音楽

2011年08月18日

岡村ちゃんが痩せている(驚&喜)!

 岡村ちゃんこと岡村靖幸さんについては残念ながら全盛期を知らず、どちらかというと「誠のサイキック青年団」で取り上げられていた(というかネタにされていた)隠遁生活時代の方のイメージが強いのですが、そこから三度の覚醒剤による逮捕があって三回目の復帰が決まったのですが、「ナタリー」で岡村ちゃんの新作アルバム「エチケット」のアーティスト写真が公開されているのですが…。

や…痩せている!

しかも名曲「だいすき」のセルフカバーバージョンもYouTubeで公開されているんですが、これもすこぶる出来がいい!



いやー、これは完全復活ちゃいますかねぇ…。頼むよ!岡村ちゃん!

アルバム「エチケット(ピンクジャケット&パープルジャケット)」は8月24日発売です!
http://v3-inc.jp/okamurayasuyuki/

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【應典院舞台芸術祭space×drama2011参加公演・第3回むりやり堺筋線演劇祭参加】
Micro to Macro(ミクロトゥマクロ)
「ハネモノ/ブルー・ヘブン」

僕の心臓、ドッキドキ。どっか遠くで鳴っている。
ドッキドキ。ドックドク。
もし間違いとか後悔とかそんなのがあるなら、
それを全部引き取ったハートと、また別のハート。
ふたつはいつしかひとつに溶ける。
ならこれは一体誰の心臓なんだろう。
これは一体なんなんだろう。
僕は僕に問いかける。
回る、マワル、世界が廻る。動き出した僕の周り。
どっかで遠くで鳴っているあのメロディ。
バラバラば物語たちが生演奏に乗って駆け抜けるグルグルストーリー。

キャスト
一明一人
海航陽(ちゃらぽこ満腹堂)
川野えな
長縄明大
泥谷将(劇団鉛之文檎)
hime(バンタムクラスステージ)
松村里美
向田倫子(ババロワーズ)
山川勇気
吉田ファッファン
石井テル子

プレイヤー
加藤哲平(bass)
木曽義明(guitar)
末廣陽平(guitar)
村上友(drums)

スタッフ
作・演出:石田テル子
舞台監督:塚本修(CQ)

会場
シアトリカル應典院
大阪府大阪市天王寺区下寺町1−1−27
電話:06-6771-7641
FAX:06-6770-3147
http://www.outenin.com/index.php

公演日時
8月19日(金)19:00
8月20日(土)15:00/19:00
8月21日(日)13:00/17:00

各公演とも受付は開演の45分前より、開場は開演の30分前より行います。

料金
前日:2,500円
当日:2,800円
学生:2,000円(要学生証)

お問い合わせ・連絡
microtomacro0406@gmail.com

Micro to Macro(ミクロトゥマクロ)オフィシャルHP
http://microtomacro.web.fc2.com/

Micro to Macro(ミクロトゥマクロ)オフィシャルブログ
http://blog.livedoor.jp/microtomacro/

應典院舞台芸術祭space×drama2011
http://www.spacedrama.jp/

第3回むりやり堺筋線演劇祭
http://muriyari.net/  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:05Comments(0)音楽

2011年08月10日

渡辺美里「Lovin'you」を買う

 さて先日日本橋に行った時に渡辺美里さんの2ndアルバム「Lovin’ you」を中古で購入してきました。


何故かレコードとCDを(笑)!
いいんです。レコードは観賞用でCDは聴く用なのですから。

 しかし改めてレコードはいいですねぇ。飾って置ける感じが素晴らしい。美里さんの毛穴まで確認できるのはレコードならでは。


 しかし今更ながらこのアルバムは名盤ですねぇ。2枚組なのも良い曲が出来過ぎたんじゃないのかな?岡村ちゃんこと岡村靖幸さんやTM NETWORKといった素晴らしい才能が集まっている事をみればあながち間違いじゃないような。

 ところでこのアルバムについてウィキペディアで調べてみると帽子に付けられているアルファベットの中でM・B・Sが目立って配置されているのは、美里さんがその当時出演していたMBSヤングタウンへの感謝のしるしとあったんですが

あーほんまや!ちなみにその当時のヤンタンメンバーは原田伸郎さんと北野誠さん。そういえば美里さんがヤンタン出演が決まった事から楽屋(ヤンヤン歌うスタジオだったかな?)に挨拶に来たら高校の制服のまま来たという話を原田さんがラジオでしていたな。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:13Comments(0)音楽

2010年12月21日

MJの新作「MICHAEL」

 マイケル・ジャクソンの新作アルバム「MICHAEL」を購入、繰り返し聞いてみた感想を。



 個々の楽曲は素晴らしいんですが、アルバムとしてのまとまりに欠けている感じがするんですよねぇ。核となるマイケルが亡くなっている上にバラバラの時代から取り出している、さらにほぼ完成されていたものからデモ音源を元にした物まである訳なので仕方ないと言えば仕方ないのですが…。

 この中でクオリティが高く感じたのは1曲目「HOLD MY HAND」と2曲目「HOLLYWOOD TONIGHT」になるでしょうか。日本人としてはYMOをカバーした9曲目の「BEHIND THE MASK」に注目していたのですが、期待値が高すぎたのかちょっと物足りない感じが。製作経緯から判断するとおそらくデモ音源を元にしていると思われるのですが、その点も含めて「マイケルならもっと上を目指していたんじゃないか?」とどうしても思ってしまうんです。

 過去にアーティストが亡くなった後に楽曲が製作された例はビートルズとクイーンがあるのですが、この場合バンドの方向性・精神性といった物を継承してしている残されたメンバーがきちんといるのに対し、マイケルの場合はソロであるためにこの人に任せて大丈夫、と言える継承者がいないのがつらいところです。強いて言うとクインシー・ジョーンズやジャネット・ジャクソンとかになるのでしょうが、彼らにしてもマイケルのごく一部に接していただけですからねぇ。彼のすべてまでは背負えないと思うのです。

 マイケルファンには是非買って下さい!と言えますが、そうじゃない人にはちょっとお奨めしにくい感じですね。

 ただ、まだまだ未発表曲はあるみたいなんですよね。もしかしたらこのアルバムは軽ーい先制ジャブ???  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:04Comments(0)音楽

2010年12月16日

「キダタロー名曲集」に行ってきました

 以前チケットを購入した事を報告しましたが、12月11日の土曜日に神戸の松方ホールで開催された「浪速のモーツァルトの世界!!キダ・タロー名曲集」に行ってきたレポートを。



松方ホールが入っている神戸新聞文化ビルに入るとおおっ!

「かに道楽」があるとは!!

キダ先生に送られた花輪も向陽閣やマキシンといったスポンサー関係の物が多数。




キダ先生の奥様、木田美千代さんがお得意さま、友人関係の相手をしていました。最近はテレビ・ラジオの出演が無くなってしまったのでどうされたのかな?と思っていたのですが、お元気な様子でした。

公演スタート。ちなみにメンバーは
指揮・編曲 井村誠貴
合唱 神戸市混声合唱団
フルート&ソプラノリコーダー 竹林春奈
アルトサックス&アルトリコーダー 島本幸穂
トランペット 高木宏之
トロンボーン 池田千紗
ドラムス 難波方成
ベース 澤田将弘
ピアノ 沢田真智子
キーボード 多久江里子

演奏リストは

かに道楽(この曲のみキダ先生が指揮)
日本海みそ「雪ちゃんの唄」
日清冷メン
日清出前一丁
日清やきそば(登山篇)
有馬兵衛 向陽閣(この曲は完全にCMサイズでやったためにかなり一発勝負の感じでした)
千房「私食べごろよ」
いずもや

−休憩−

プロポーズ大作戦
2時のワイドショー
花の新婚カンピューター
ABCヤングリクエスト(奥村チヨ版)
王子動物園の歌
ふるさとのはなしをしよう
アホの坂田

アンコール かに道楽(再びキダ先生が指揮)

第二部の間にキダタロー先生のお誕生日を祝うサプライズがあり、ABCラジオ「おはようパーソナリティー道上洋三です」でおなじみ「おめでとうのうた」で祝福。キダ先生のイラストが書かれたケーキが運ばれてきたのですが、その中のロウソクが消えており「縁起が悪いやないか!」とキダ先生。さらに「ロウソクに息を吹きかけると私のつばがケーキにつきまっしゃろ?そこの部分を食べる人に申し訳ないでしょ。」と色々理由をつけてロウソクを消すことを拒否する先生(笑)。

「アホの坂田」でフィナーレを迎え盛大な拍手となったのですが、拍手からアンコールを求める手拍子になる前にキダ先生が舞台に上がってしまい「かに道楽」を演奏。そうなるとこの曲の後からアンコールの手拍子が始まってしまう訳ですよ(苦笑)。当然その次のアンコールを用意していないのでキダ先生の「これで終わりですねん。」と終了(無理矢理?)。

演奏半分トーク半分という感じで笑いにあふれた公演だったと思います。

公演終了後、発売されたばかりのCD「キダ・タローのほんまにすべて」を会場で購入された方への握手会。当然僕も買いましたよ(というかこうなることを予想して今まで買わなかった)。





御大…いや先生は80歳なんですよねぇ。TVで出来ない小ネタも披露するなどトークもまだまだ絶好調。いつまでもお元気で。

会場を後にするお客さんに配られていた日本海みその試供品。



司会を担当された清水理恵子さんのブログ
http://yaplog.jp/chibinobita/archive/2032
エレキベースを担当された澤田将弘さんのブログ
http://massabass.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-94ff.html


オマケ
CD「キダ・タローのほんまにすべて」のライナーノーツを読むと…

「きこうABC」のオルゴールバージョンって久しく聞いていないなぁ。確かサイ…なんとかという番組の後で流れていたような…。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:06Comments(0)音楽

2010年11月30日

M・ジャクソン「VISION」

 マイケル・ジャクソンのプロモーションビデオ集「VISION」を買ってきました。



 CSやケーブルテレビの音楽チャンネルでは頻繁に流れていた物の、ビデオ・DVDという形では今まで収録されなかった曲なども含めてほぼ収録されています。マイケルの完璧主義や安売りはしないという姿勢からだと思うのですが、今までDVDは発売された物の、すべて収録という形で発売されなかったことを考えると「VISION」が出たのはちょっと複雑な想いもあります。

 個人的な注目は3枚目のボーナスディスクに入っているポール・マッカートニーとの共演「SAY SAY SAY」(故リンダ・マッカートニーも出演)、音楽チャンネルでは放送禁止になってしまった(暴力的すぎるから?)「They Dont’t Care About Us」のプリズンバージョン、マイケル生前最後の曲となった「One More Chance」になるかなぁ。

 日本版には「新しいマイケルジャクソンの教科書」でマイケル再評価のきっかけを作ったNONA REEVESの西寺郷太さんによるライナーノーツと彼が取材したケント・モリさん(「This is it」のダンサーオーディションに合格しながらマドンナとの契約があったため泣く泣く降板せざるを得なかった日本人ダンサー)のコメントがあるんですが、これがなかなか読み応えのある内容になっています。

 ちょっと懸念なんですが、ここ最近のマイケルに関する作品の解説は西寺さんがほとんど担当するようになっています。僕は西寺さんのマイケルに関する研究・調査には敬意を持っていますが、このままだと日本におけるマイケルの評価が「西寺史観」となってしまう気がするんですよ。色んな意見・研究があっていいと思うし、その違いがよりマイケルの評価を上げることになると思うので、次に発売されるマイケルの未発表音源集「MICHAEL」のライナーノーツには他の人を起用した方がいいと思うんですけどねぇ…。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:57Comments(0)音楽

2010年11月18日

「もう誰も愛さない」のエンディングテーマ

 今日の深夜2時50分から関西テレビで「もう誰も愛さない」の再放送をやっているんですが、この曲のエンディングテーマのシングル8cmCD(死語?)を持っていたと思い探してみるとありましたありました!



 ビリー・ヒューズの「とどかぬ想い」です。しかしジャケット写真はワールドトレードセンターですか…。

 ドラマの方は吉田栄作さんが
「ウォー!」
と叫んでいた事しか覚えていないんですが(失礼!)。次から次へとありえない展開になっていくのは今の韓流ドラマの先駆けだったかもしれませんねぇ。

 さてビリー・ヒューズという歌手はどんな人だったかと調べてみると1998年に50歳の若さで亡くなっていました(合掌)。ウィキペディアを見るとどちらかというと作曲家としての活動が主で裏方的な人だったようです。ところでウィキを読んでいて「あれ?」と思ったのですが。「1992年3月、日本のNHKの "Japanese Grand Prix Awards" に出演し、"#1 International Single of the Year" を受賞した。」とあるんですが、そんな賞はないですよねぇ。しかも"Japanese Grand Prix Awards" って直訳すると「日本大賞賞」になっちゃうし(笑)。おそらくNHKが絡んでいるということから第6回日本ゴールドディスク大賞の事だと思うのですが(洋楽グランプリシングル賞受賞)。

 しかしこの年のゴールドディスク大賞の受賞者を見ると凄いですよ!チャゲアス「SAY YES」、小田和正「ラブストーリーは突然に」、槇原敬之「どんなときも」、中山美穂、光GENJI、ふしぎの海のナディア、やまだかってないCD、ガンズ、マイケル・ジャクソン「DANGEROUS」、マライヤ・キャリー「エモーションズ」、M.C.ハマー(!)。

ビリー・ヒューズのアメリカ版ウィキへのリンク(日本版はこれをそのまま翻訳してしまったんでしょうね)。  
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:05Comments(2)音楽