2010年04月21日

名作映画「グランプリ」

 モータースポーツを扱った映画は数多くありますが、やはり一番はこれでしょう。ジョン・フランケンハイマー監督「グランプリ」です。

名作映画「グランプリ」

 俳優陣も豪華でジェームズ・ガーナー(スペースカウボーイ)、イブ・モンタン、三船敏郎に加え66年当時の現役ドライバーグラハム・ヒル、ブルース・マクラーレン等が登場しているのが凄い。

 この映画でのオリジナルチーム、三船敏郎率いるヤムラチームのマシンはF1の一つ下、F2のマシンをベースに製作しているんですが、当時のF1とF2は大した差がないためにF1マシンの中にいても違和感がありません。これ、今のF1でやろうとしても実際のF1マシンと遜色ないマシンを作ることは不可能でしょうね。それにCGに頼ってしまうでしょうし。ちなみにこの映画はオールオンボード映像です。

 ちなみにノンクレジットながらも第一期ホンダF1の監督であった中村良夫さんがヤムラチームに関するアドバイザーを勤めているのでハリウッド映画の割には変な日本描写が無いのが素晴らしいのです。

 この映画を見て下さい!と言いたい所ですが、日本では未だにDVD化されていません。海外ではDVD化されているんですけどね。

 運良くこの映画を見る機会を得ても、2時間58分もあるので注意です(笑)。
名作映画「グランプリ」
↑ちなみにこれはオイラが持っているLDのジャケットです。

同じカテゴリー(映画)の記事
 新橋文化会館閉館 (2014-09-01 15:05)
 「アーネストとセレスティーヌ」鑑賞 (2014-06-22 23:45)
 「モンスターズ/地球外生命体」鑑賞 (2014-06-02 23:15)
 映画喫茶白鯨5月でした(来月もあるよ)! (2014-05-26 23:05)
 映画喫茶白鯨5月(終&続) (2014-05-12 18:15)
 メガ・シャークvsメカ・シャークをいち早く。 (2014-04-28 22:05)
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:05│Comments(9)映画
この記事へのコメント

このLD、僕も持ってましたよ!
Posted by ごんぼそ at 2010年04月21日 00:17

過去形?という事は売っちゃったんですね…。はやくDVD化してくれるといいんですが。出るとしたらブルーレイかな?
Posted by 天野“ケビンコナス”達也 at 2010年04月21日 00:18

売ったおぼえは無いんで、ひょっとしたらどこかにあるかも。
探してみようかな・・・
Posted by ごんぼそ at 2010年04月21日 00:23

それ・・・・・


ポン語入ってない?????
Posted by オジ at 2010年04月21日 14:24

残念ながらポン語は入っていないんですよぉ。入っていたらなんば白鯨の映画喫茶で使えたんでしょうけど。
Posted by 天野“ケビンコナス”達也 at 2010年04月21日 18:03

この映画
先日wowowで放送されたのを録画して見たんですけど衝撃を受けましたね。
映像からストーリーに致まで全てに。
私は30代でセナのファンから始まったF1ですけど
今のF1、人々の価値観とは全く違う世界がそこにあるのを
見せつけられました。
現代のF1マシンは性能では言うまでもなく比較にならないほど優れていますが
この作品は現代のドライバーと比べても全くレーシングドライバーの本質は
変わらないということを伝えてくれます。
若いF1ファンにとって必見の名作と断言できる素晴らしすぎる作品です。
Posted by しゅーまっさ at 2011年02月24日 01:45

しゅーまっささんコメントありがとうございます。

そうですよね、ドライバーの本質は何時の時代も同じなんでしょうね。ただ、この当時のマシンの方がダイレクトに観客に伝わる感じがしません?安全性の乏しい死と隣り合わせの環境が余計にそうさせるような。

素晴らしい作品だからこそもっとたくさんの人に見て欲しいのですが…はやくDVD化されないかなぁ?
Posted by 天野“ケビンコナス”達也 at 2011年02月25日 08:23

>天野“ケビンコナス”達也さん

仰る通りで、私は自分が生まれるよりもさらに10年も前のF1を
全く別物くらいに考えていたのですがこの映画に描れている
1966年のF1は正にF1そのもの…ある意味それ以上なのです。
現代と比べものにならないほど安全性の低いサーキットとマシンで
CGもない時代に凄まじいスピードで競技するシーンは圧巻過ぎます。
このマシン、このサーキット、このレギュレーションでは
もしかすると現代のドライバーは誰一人レースしようとすら思えない
かもしれません。
レースシーンだけでもとにかくこの時代を知らない私には
感銘を受けるシーンの連続でしたが、プライベートで
繰り広げられるそれぞれの人間模様も現代日本人そのものである
私にとってとにかく新鮮でありショッキングでもありますw
改めて人間というのはかくも多様な生き物なんだなぁ…と
感じさせてくれた作品でした。
Posted by しゅーまっさ at 2011年03月02日 01:30

先日、〇屋の発掘良品のコーナーで、グランプリのDVDを見つけました。懐かしく借り出しました。当時、免許取立て、何度も映画館に通いました。15.6の頃から、C.G.等の雑誌を読み漁り、F1やスポーツカーレースにはまっていました。大人のラブストーリーには、なんと「たるい」とも思っていました。(当方が子供?)でもレースシーンだけは、素晴らしく、半年後には、鈴鹿のコースを走っていました。そんな青い、苦い思い出が一杯詰まった作品です。それを私より、明らかに若い管理人様や適切なコメントを入れられている人がおられる事を知り、うれしくなり、突然コメントしました。冒頭のモナコGPのトンネルシーンに憧れ、名神の吹田付近の高架下、下り路線をその気になって走っていました。ゆるやかな右コーナー、だんだん明るくなって外へ出て行く。スピードオーバーに注意、この映画の影響大です。はや還暦を過ぎ、年金生活なのに、回春剤と称し、時々、スーパー7を走らせています。この車も映画を思い出させてくれます。年寄りの駄文、邪魔になれば消して下さい。どうかよろしく。Y.M.
Posted by オールドT.G at 2011年05月01日 09:23
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。