2011年11月15日

映画「赤ずきん」鑑賞

 さて今年公開した作品でありながら見逃していた映画「赤ずきん」をレンタルして見てみましたよ。

 主人公ヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)は幼なじみのピーターと仲良し、将来の結婚も考える中であったが親の都合で裕福な鍛冶屋のヘンリーと婚約をさせられてしまう。そんな中、ヴァレリーの姉が狼に殺されてしまう。村の男達は狼の巣に行きヘンリーの父親の犠牲もありながらも狼を退治することに成功する。

 村がお祭り騒ぎの中でソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)と武装軍団がやってくる。彼によれば今回の襲撃は狼ではなく、普段は人の姿をしている人狼によるものだと指摘するが村の者は誰も聞き入れない。しかし、村の長が人狼による襲撃を受け事態は急変。さらに村の中に人狼がいるということがわかりソロモン神父によって村は閉鎖。誰が人狼なのか皆が疑心暗鬼になってゆく…というお話です。

 おとぎ話の「赤ずきんちゃん」をベースにサスペンス・ホラーにした作品でした。いや本筋の人狼探しもありながらヴァレリーをめぐってピーターとヘンリーの男前二人が争うという展開もあるからサスペンス・ラブ・ホラーなのかな?しかしこういう話、トワイライトぽいな、と思ったら監督のキャサリン・ハードウィックは「赤ずきん」の前にトワイライトシリーズの第一作となる「初恋」の監督をしていたので納得。

 トワイライトシリーズぽいということもありどちらかというと女性向け。映画として「それなりに」きちんと作っているんだけど、男前二人に乗れなかったらアラが気になってしまう作品でした。レンタルしたブルーレイには「もう一つのエンディング」が収録されているのですが、そちらの方が男性にも受け入れられやすいニュートラルな終わり方をしていました。これがありながら劇場公開版のエンディングを選択したということは制作陣がこの映画のターゲットを女性に絞ったということなんでしょうねぇ。とはいえ100分作品でテンポもいいので男性でも気軽に見やすい作品でもあります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて毎月恒例のなんば白鯨のイベント、「映画喫茶白鯨」が今月21日月曜日に開催されます。僕も出演しているはずです(仕事とかあるからね)。来て下さい。予定では19時前後にスタートです。

同じカテゴリー(映画)の記事
 新橋文化会館閉館 (2014-09-01 15:05)
 「アーネストとセレスティーヌ」鑑賞 (2014-06-22 23:45)
 「モンスターズ/地球外生命体」鑑賞 (2014-06-02 23:15)
 映画喫茶白鯨5月でした(来月もあるよ)! (2014-05-26 23:05)
 映画喫茶白鯨5月(終&続) (2014-05-12 18:15)
 メガ・シャークvsメカ・シャークをいち早く。 (2014-04-28 22:05)
Posted by 天野"kevin"達也 at 17:35│Comments(0)映画
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。