2012年10月31日
「ルートアイリッシュ」鑑賞
ケン・ローチ監督の「ルートアイリッシュ」をレンタルDVDで見ました。男臭い話でした。
イギリス軍出身で戦場での警護ビジネスをしていた主人公ファーガスはイラクでもっとも危険な道と言われている「ルートアイリッシュ」で兄弟同然に育ち、同じビジネスをしていたフランキーを亡くしてしまう。亡くなる前にフランキーからある携帯電話を託されたファーガスはそれに入っていた動画などから彼の死はテロリストに狙われたのではなく、不自然な点があると感じ取る。フランキーの未亡人であるレイチェルと共に彼の死の真相を探ろうとするのだが…というお話です。
戦場を経験すること、トラウマ、そして戦争でビジネスをすることがどういうことなのか解る作品だったと思います。このようなリアル思考の作品は好きではあります。が、ミステリーの部分ではちょっと物足りなかった感じがしました。それとファーガスとレイチェルがいい仲になっちゃうのですが、それが早い段階でなってしまうのがちょっと違和感(お互いにフランキーを亡くした喪失感から、というのは解りますが)。日本人的な考えなのかもしれませんがここはプラトニックな関係のままで最後まで行って欲しかったところです。
イラク戦争を扱っていながら、舞台はほぼイギリスでファーガスによる静かで孤独な戦いが普通の戦争映画と違う点ではあります。
イギリス軍出身で戦場での警護ビジネスをしていた主人公ファーガスはイラクでもっとも危険な道と言われている「ルートアイリッシュ」で兄弟同然に育ち、同じビジネスをしていたフランキーを亡くしてしまう。亡くなる前にフランキーからある携帯電話を託されたファーガスはそれに入っていた動画などから彼の死はテロリストに狙われたのではなく、不自然な点があると感じ取る。フランキーの未亡人であるレイチェルと共に彼の死の真相を探ろうとするのだが…というお話です。
戦場を経験すること、トラウマ、そして戦争でビジネスをすることがどういうことなのか解る作品だったと思います。このようなリアル思考の作品は好きではあります。が、ミステリーの部分ではちょっと物足りなかった感じがしました。それとファーガスとレイチェルがいい仲になっちゃうのですが、それが早い段階でなってしまうのがちょっと違和感(お互いにフランキーを亡くした喪失感から、というのは解りますが)。日本人的な考えなのかもしれませんがここはプラトニックな関係のままで最後まで行って欲しかったところです。
イラク戦争を扱っていながら、舞台はほぼイギリスでファーガスによる静かで孤独な戦いが普通の戦争映画と違う点ではあります。
Posted by 天野"kevin"達也 at 00:13│Comments(0)
│映画
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