2013年02月13日
「恋する空港・あぽやん2」読了
現在TBSでドラマが放送中の「あぽやん」の原作本、「あぽやん」と「恋する空港・あぽやん2」を読み終わりました。うん、なかなか面白かったです。
「あぽやん」とは旅行代理店内での業界用語でお客さんを無事に送り出すエキスパートを指す言葉で、舞台を成田空港とジャルパックをモデルにした大航ツーリストに置いたストーリーです。ちなみにTBSドラマ版はモデルとなったJALとジャルパックに戻す形でやっているのですが、小説ではJALが2010年に会社更生法を申請したことで関係会社・人員が整理されていく様子を描いていたので、よくJALもジャルパックも自分達の格好悪い面を受け入れてドラマに協力したな、と思いました(ドラマで会社更生法のくだりが出てくるかは不明ですが)。
「あぽやん」では主人公遠藤の旅行代理店店員としての成長物語となっており、独立した複数のエピソードから成り立っていたのですが、「あぽやん2」では同じような構成でありながら一番最初のエピソードが他のエピソードにもなんらかの影響を与えている作りとなっており、その点で「2」の方が良くできていましたね。でも「1」を読まないと人物関係・旅行代理店のしくみが解らないので「2」だけ読む、という訳にはいかないんですけどね。
ただ「1」「2」に共通する不満としてキャラクター達の「こういう性格でこんな顔なんだろうな。」という想像がしにくかった。ただその薄さがドラマ化するにあたって色々味付けしやすかったとも思います。ちなみにドラマは「1」と「2」のエピソードを混ぜた作りのようですよ。
「あぽやん」とは旅行代理店内での業界用語でお客さんを無事に送り出すエキスパートを指す言葉で、舞台を成田空港とジャルパックをモデルにした大航ツーリストに置いたストーリーです。ちなみにTBSドラマ版はモデルとなったJALとジャルパックに戻す形でやっているのですが、小説ではJALが2010年に会社更生法を申請したことで関係会社・人員が整理されていく様子を描いていたので、よくJALもジャルパックも自分達の格好悪い面を受け入れてドラマに協力したな、と思いました(ドラマで会社更生法のくだりが出てくるかは不明ですが)。
「あぽやん」では主人公遠藤の旅行代理店店員としての成長物語となっており、独立した複数のエピソードから成り立っていたのですが、「あぽやん2」では同じような構成でありながら一番最初のエピソードが他のエピソードにもなんらかの影響を与えている作りとなっており、その点で「2」の方が良くできていましたね。でも「1」を読まないと人物関係・旅行代理店のしくみが解らないので「2」だけ読む、という訳にはいかないんですけどね。
ただ「1」「2」に共通する不満としてキャラクター達の「こういう性格でこんな顔なんだろうな。」という想像がしにくかった。ただその薄さがドラマ化するにあたって色々味付けしやすかったとも思います。ちなみにドラマは「1」と「2」のエピソードを混ぜた作りのようですよ。
Posted by 天野"kevin"達也 at 23:43│Comments(0)
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