天野"kevin"達也の亡命予定地（仮）

第１７話「帝国の女王」

私は…第１７話を見ることにしました。
そこで繰り広げられていたのは…
あまりに早い総集編だったのです！
今になって舞台設定が説明されるとは、誰が予想したのでしょうか。

　いやいや驚きましたよ！こんなに早く総集編が出てくるとは！アニメシリーズを作る際に途中で総集編が出てくることは良くあるんです。これが出てくる理由はスケジュールに余裕を持たせるためにあらかじめ予定しておく物と、放映に間に合わなくなって時間稼ぎのために急遽製作される物の２パターンあるんですが、Ｖガンダムの今回の総集編はどちらでもなく、序盤で説明不足が生じてしまい、その補足説明をせざるをえない状況になったために作られたのではないかという気がします（断言は出来ませんけどね）。

　ザンスカールの女王マリアの前で戦況を説明するいけ！いけ！僕らのドゥカー・イク少佐。彼によって今までのＶガンダムのおさらい＋補足説明が行われます。


ここで初めて番組開始時の舞台であるカサレリアとウーイッグが現在のチェコであることが解ります。

番組が始まった時は場所の説明が一切ないために位置関係がまったく解らなかったのです。ここが地球であるかどうかの説明がないのでコロニーだと勘違いした人もいたとか（歴代のガンダム作品がコロニーを出発点としている事が余計に勘違いをさせる事に拍車をかけています）。

　ザンスカールがウーイッグを破壊した目的がリガ・ミリティアの秘密工場が旧世紀に作られた地下エリアにあると踏んで攻撃したのですが、そこにあったのは「プラハ」の文字。つまりウーイッグ＝プラハなのです。

実はリガ・ミリティアは別の所にある本当の工場を守るためにここに工場があるふりをしていたのです。攻撃したのはザンスカールかもしれませんが市民を戦闘に巻き込んだリガ・ミリティアも結構責任重大。

　さてザンスカールの位置に関しての説明もありまして、月の近くにあるサイド２にあるそうです。

この放送の時には語られませんが、本拠地のコロニーはアメリアというそうです。

　この時代のコロニーについてはマリアの語りによって説明がされています。

マリア「それぞれのスペースコロニーが自分たちの独立を望んで勝手に戦争を始め、宇宙は戦国時代になってしまいました。この混乱をまとめ、収めたいというのが私の考えなのです。」

　コロニー間での争いがあったという事なんでしょうが、Ｖガンダムにはザンスカールとリガ・ミリティア、そしてリガミリティアに協力する地球連邦しか出てこないために、戦国時代と言われてもちょっとピンとこないんですよねぇ。




　この回に限り施設や戦艦に対し丁寧に文字情報が入ります。シリーズを通してこういうのを入れても良かったかも。でも難しい所で丁寧すぎると今度はうっとうしくなっちゃうんですが（笑）

　しかしそのまま、という訳にはいきませんがこの話を第１話にするべきじゃなかったのかなぁ？