天野"kevin"達也の亡命予定地（仮）

　さて以前ちょっとネタ振りををしたお話を。

　ケロロ軍曹はガンダムのサンライズ制作ということもありガンダムネタが結構出てきます（元々原作の漫画の方でガンダムネタをやっているのですが）。実はその中でＶガンダムネタを見つけてしまったのであります（銭形警部風にわざとらしく）。

　まず一つ目はケロロ軍曹２ｎｄシーズン第４巻に収録されている第６６話Ａパート 「ギロロ愛の救出作戦であります」。ケロロたちが居候している日向家の夏美と冬樹が突然宇宙人に拉致され救出に向かうケロロたち。向かった先の部屋それぞれが放送局のスタジオになっておりその中にはケロロが夢中になってみているアニメ番組「ゲロロ艦長」の宇宙語アフレコ現場があった。大ファンであるケロロがアフレコを終えた声優さんに声をかけるとそれは…


宇宙渡辺久美子さん！
声優に詳しい人ならピン！とくると思うのですが、渡辺久美子さんはケロロ軍曹担当の声優さん。つまり自分のことをパロディにされている訳です。さらにパロディは続き渡辺さんがＶガンダムでカテジナ・ルースを演じていたことから、


「冬が来ると訳もなく悲しく
なりません？」


Ｖガンダム最終回（第５１話）の名ゼリフを再び聴けるとは！また芸の細かいことに「ゲロロ艦長」の第５１話の名ゼリフという事にもなっています（笑）。

　ちなみにこの宇宙渡辺久美子さん、ウケがよかったのか（内輪の？）この後度々登場するそうです。

　二つ目。ケロロ軍曹２ｎｄシーズン第５巻に収録されている第６６話Ｂパート「ケロロ恒例!真夏のお笑いバトルであります」。準主役のギロロ伍長役の中田譲治さんはＶガンダムではナレーションとザンスカール帝国のゴッドワルドを担当しているのですが、このゴッドワルドネタが出てきます。

　ケロロ軍曹の方のストーリーはド田舎海岸で毎年開催されているお笑いコンテストにギロロが無理矢理参加させられ（しかも女装）、ボケ担当をさせられるのですがそのボケが…

「ククルス・ドアンでございます（ファーストガンダムネタ）。」
「私はよくよく運のない男だ（シャアのセリフ）。」
「もう嫌だ…（これの元ネタが解らない。解る人がいたら教えて下さい）。」
「カ、カサレリア…。」

カサレリアは南太平洋の言葉で「こんにちは。さようなら。」という意味で、主人公のウッソに敵でありながら非戦闘状態であることから助けられたゴッドワルドが別れ際で発した粋な言葉なのです（第１５話「スペースダスト」）。


ちなみに調べてみると３ｒｄシーズンでも同じお笑いコンテストが開催されておりそこでギロロは
「レオニード・アルモドバルで
ございます。」
とボケるそうです。同じくＶガンダムで中田譲治さんが担当したリガミリティアのレオニードのパロディなんですがはっきり言って伝わらない（苦笑）！