天野"kevin"達也の亡命予定地（仮）

　昨日発売のＫａｍｉｐｒｏスペシャルを購入。パンクラス特集ということで戦極ライト級チャンピオン北岡悟選手や、パンクラス設立時のメンバー船木誠勝選手や鈴木みのる選手へのインタビューが載っていました。

　プロレスから総合格闘技へ変化せざるを得なくなった初期、ＧＲＡＢＡＫＡとの対抗戦がメインとなった中期、他の団体と比べて「売り」が見えにくくなってきた現在の状況がＰＲＩＤＥきっかけで総合格闘技を見始めた僕には今ひとつ解りにくい所があったんですが、この本である程度理解できたような気がします。今からみればＵＷＦから派生した団体がして来たことはどこか中途半端なことをしているように見えるんですが、まだ総合格闘技というものを模索している段階では致し方のない事だったのでしょう。

　しかし北岡選手のＰＲＩＤＥ崩壊前後のツキのなさにはびっくりしました。チャンスがありながら出場出来なかったイベントをあげていくとＰＲＩＤＥ．３４、ＨＥＲＯ’Ｓ、ＰＲＩＤＥライト級ＧＰ、ＵＦＣ、「やれんのか！」…。戦極ライト級チャンピオンになったのはすべて本人の努力と才能によるものなんですけど、もしかしたら格闘技の神様が「このままでは可哀想だから。」と多少はプッシュしてくれたのかな。