2009年05月11日

修斗伝承FINAL

修斗伝承FINAL

 昨日開催された修斗伝承FINALをCSのサムライTVのニアライブ中継(数時間遅れての中継)で見ました。放送開始が23時からで終了が2時となっていたのでメインマッチまで起きて見られるのか心配でしたが、試合順を変えて第4試合から放送を始めたおかげでメインマッチは1時ちょっと過ぎに終了。おかげで朝寝坊することなく仕事に行くことが出来ました。

 個々の試合で印象に残ったのは第2試合の藤井恵・チェ・ウンブン戦、第6試合の石田光洋・廣田瑞人戦、第8試合の中蔵隆志・五味隆典戦、そしてメインマッチのリオン武・佐藤ルミナ戦ですね。

 女子フライ級世界最強と言われている藤井恵選手。相手に何もさせないままたった52秒でアームロックによる勝利。いやージョシュ・バーネットが彼女をえらく評価していた理由が良くわかりました。

 第6試合はDREAMと戦極を現在主戦場にしている修斗出身選手の対決。代理戦争という捉え方もできる試合だったんですが、廣田選手が放った左パンチが石田選手にヒット。石田選手は意識が薄らいだ上に倒れた所がコーナーで逃げ場所が無くなってしまう。追撃に入った廣田選手をレフリーが止めてKO勝利。戦極びいきの僕は思わず声を上げて喜んでしまいました(苦笑)。石田選手も好きな選手なんですけどね。

 第8試合はウェルター級(DREAMや戦極ではライト級)の現世界王者の中蔵選手と元王者で4年ぶりの修斗参戦となる五味選手との対決。試合は終始五味選手を中心に中蔵選手がグルグル回るような展開。中蔵選手もいい攻撃を出していたんですがボディブローを磨いてきた五味選手の方が有利に試合を進めパンチの連打で倒れた中蔵選手をパウンドしたところでレフリーが入ってストップ。怖い五味が帰ってきた印象が最初はあったんですが、中蔵選手と上手くかみ合ったから勝てた感じもあるため完全復活はまだまだかも。昨年戦極で敗戦した2試合はかみ合わない相手にPRIDE崩壊後から試合をしていないブランクのために対応できなかった事から来ていると思うので、これから試合勘を取り戻してかみ合わない相手でも強引に自分のスタイルに引っ張り込む力を持ったときが本当の復活なのではないかと思います。

 メインマッチは世界ライト級タイトルマッチ。王者リオン武選手と挑戦者佐藤ルミナ選手との対戦。ルミナ選手のカポエラのようなトリッキーな動きに対して飛び込むことが出来ないリオン選手。ルミナ選手のパンチでダウンしたリオン選手だがすぐに起きあがり首相撲状態の接近戦に。この状態になるとルミナ選手のトリッキーなスタイルが消されてしまい一気にリオン選手有利の状態に。パンチからルミナ選手がダウンしパウンド、そしてレフリーストップ。リオン選手の逆転勝利。タイトルマッチになるとルミナ選手は勝てなくなるという話を聞いていたんですが、また繰り返すことになるとは…。年齢的なこともあり引退の二文字がちらつき始めているルミナ選手ですが、今回の試合を見る限りまだまだやれる感じはするんですけどねぇ。



 全体的に非常に素晴らしい興行でした。五味選手が試合後のインタビューで「こういう大会をニュースでやらないのはおかしいよ。」と言っていたそうですが僕もそう思います。ニュース番組のスポーツコーナーで取り上げてもいいはずなんだけどなぁ。銀行で見たスポーツ新聞でもえらく扱いが小さかったし…。

同じカテゴリー(格闘技)の記事
 三崎和雄・秋山成勲戦について (2012-12-21 17:05)
 UFC144の写真 (2012-03-01 00:05)
 UFC日本大会です (2012-02-26 13:45)
 後楽園ホールです (2011-04-22 19:15)
 久しぶりのタモさんvs寛平ちゃん (2011-02-16 21:56)
 格闘秘宝館OSAKA (2010-11-13 16:43)
Posted by 天野"kevin"達也 at 20:27│Comments(0)格闘技
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。