2010年02月23日

UFC110観賞

 WOWOWでオーストラリア・エイサーアリーナで開催されたUFC110を見ました。ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、ホドリゴ・ノゲイラといった日本で成長していったファイター達が出場していたのに加え、オーストラリアのお客さんが寝技での攻防を受け入れ、かつてのPRIDEの会場のような雰囲気に近かったので(UFCの本拠地、アメリカのファンはやたらと立った状態での攻防を見たがるために日本人には違和感があるのです)僕が今まで見てきたUFCのイベントの中で一番面白かったと感じました。

 ミルコ・クロコップは急遽代打出場となったアンソニー・ベローシュという選手にTKO勝利。ヴァンダレイ・シウバはライトヘビー級からミドル級にウェイトを下げた初戦で強豪のマイケル・ビスピンに判定勝利。ホドリゴ・ノゲイラは調子もいいように見えたのですが7戦無敗のケイン・ベラスケスに寝技の展開に行く前にパンチをもらいノックアウト、負けてしまいました。

WOWOWが行ったヴァンダレイへのインタビュー。長年の戦いで蓄積され調子が悪かった目と鼻を手術したためにPRIDE参戦時と比べると顔が変わっています。
UFC110観賞
「俺はビスピンをKOするぜ。絶対だ。日本のファンのためにもね。俺は日本でまた戦いたい。日本でもそのうちUFCが開催されるんじゃないかな。その時は俺も出してくれと頼んでいる。日本には俺の最高の友人もいるしファンも世界最高だ。いつか会おう!」

うれしい事言ってくれるねぇ(涙)。最高の親友は桜庭選手の事だと思います。

同じくインタビューに答えるホドリゴ・ノゲイラ。
UFC110観賞
「ぜひまた日本で戦いたい。UFCが日本で開催されるのを心から望んでる。その時はぜひとも出場したいね。日本は格闘家にとって世界最高だ。皆に会えるのを楽しみにしているよ。」

今回は負けてしまったけどノゲイラの寝技見たいなぁ。

 UFCがそろそろ日本大会をやるのでは?という話が出てきているのですが、選手からもこういう話が出ているのは実際に動き出しているのでしょうか(もちろん日本向けのインタビューなので否定的なことは言わないと思いますが)?最近の日本の格闘技のイベントに行ったり、TVで見たりしているとPRIDEの観客席にあった熱い一体感が無くなりつつあります。ここでUFCが日本向けカードを沢山用意してあの一体感を取り戻してくれないかな、と期待する気持ちがあります。でも本当はこの一体感を取り戻すのは日本のDREAMとSRC(戦極)がやらないといけないんですけどね。

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Posted by 天野"kevin"達也 at 00:05│Comments(0)格闘技
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