2009年01月09日

「K-20 怪人二十面相・伝」鑑賞

 話としては米英と平和条約を結び第2次世界大戦を回避したもうひとつの日本。当然階級制度が残っているために格差社会となっています。サーカス芸人である遠藤(金城武)は明智小五郎男爵と(仲村トオル)羽柴公爵家の令嬢(松たか子)との結婚式のスクープ写真を頼まれ式場の屋上に潜り込むがその時に爆発が発生。怪人二十面相と誤認逮捕されてしまうのだが…、という物です。

 なんか真面目に作りたいのかコメディチックにしたいのか良くわからなかった印象が残りました。国村隼さんや子役達は真面目に演じている一方、他の役者さんはゆる〜い感じなのでなんか世界観をまとめ切れていなかった感じ。笑うところが結構用意されているんですが、そのバランスの悪さが災いして笑えないんですね。ゆるい感じでまとめてくれた方が笑えたかも。

 予告編で見た印象は「(悪い意味で)ヤバイ!」と思ったんですが、それほどでもなかったかも。でもあまりお奨めできる作品ではないですね。

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Posted by 天野"kevin"達也 at 16:16│Comments(0)映画
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