2011年01月24日

「デュー・デート」鑑賞

 傑作コメディ「ハングオーバー」のスタッフが再結集した「デュー・デイト」を見てきました。

 ピーター・ハイマン(ロバート・ダウニーJr)はアメリカ東部のアトランタの仕事を終え、出産間際の妻がいるアメリカ西部のロサンゼルスに飛行機で向かおうとしていた。しかし後ろの座席にいたヒゲモジャのイーサン(ハングオーバーにも出演していたザック・ガリフィアナキス)の不必要な発言によってテロリストと間違われ搭乗拒否リスト入りとされてしまう。飛行機にも乗れず、荷物や財布を機上に残してしまったピーターは途方にくれるが、そこに同じく搭乗拒否されたイーサンがレンタカーに乗ってやってきてこの車で一緒に大陸横断をしようと誘う。事のきっかけを作った人物であるため、できれば拒否したかったピーターだったが他に手段がないことを悟り、同乗することになる。しかしトラブルメーカーのイーサンと旅をする以上、何事も起こらないわけがなかったのだ…というお話です。

 アメリカのコメディって日本人には伝わりにくい事が多いのですが、トッド・フィリップス監督は何か違う物を持っているんでしょうか。いやー、面白かったです。ただ、謎解き要素があって最後にそれが解ける事が気持ちよかった「ハングオーバー」と比べるとやや劣る印象を持ちました。普通に見ても面白いのに薬物問題で度々問題を起こしたロバート・ダウニーJrがザック演じるイーサンが薬物の常習者であったために振り回されるという映画ファンなら「ニヤッ」としてしまう設定も良しでした。

 パンフレットにあるみうらじゅんさんのコメントを読んでみると、フィリップス監督が持っている何かは「恐怖(ホラー)」じゃないか、という気がしてきました。恐怖って一線を越えると後はただ笑うしかない、と言うじゃないですか?実際に「ハングオーバー」や「デュー・デート」の主人公(達)が置かれている状況って怖いんですよ。それが相当怖いレベルなので見ていて面白いんじゃないかな、と思うのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
バンタムクラスステージ8th 『JACK-MOMENT/宴のあと。』
大阪市助成公演【芸創セレクション】
1960年代シカゴ。ギャングスターになってしまった、会計士の青春。

【日 時】2011年2月11〜14日
・11日15:00/19:00
・12日15:00/19:00
・13日15:00/19:00
・14日15:00/19:30
【チケット料金】前売り¥2,500/当日¥2,800
【会 場】芸術創造館 (大阪市旭区中宮1-11-14)
【チケットご予約メール宛先】 bantamclass@yahoo.co.jp

詳しくは劇団公式HPへ
http://www.bantamclass.com/info.html

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Posted by 天野"kevin"達也 at 21:45│Comments(0)映画
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