2011年07月14日
「ウォール・ストリート」鑑賞
マイケル・ダグラス出演、オリバー・ストーン監督の「ウォール街」の続編に当たる「ウォール・ストリート」をレンタルで見ました。
前作「ウォール街」でインサイダー取引をしたために懲役刑を受けたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)はようやく出所するが、家族の誰からも迎えがなかった。実はゴードンが捕まった事から家族に不和が生じ長男は薬物中毒に。それが原因で死亡。長女ウィニーは兄が死んだ責任が父ゴートンにあると思い一切の接触を断っていた。
長女ウィニーはマスコミが扱いにくい情報を取り上げる非営利のサイトを運営していた。ボーイフレンド、ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)は父や前作の主人公バド・フォックスと同じように株式のトレーダーをしていたがあらぬ噂をたてられ勤めていた投資銀行は破綻寸前まで進んでしまい、社長であり、ジェイコブの師でもあったルイスは自殺をしてしまう。
その後あらぬ噂をたてたのがライバル会社の社長、ブレドンである事がわかるが、ブレドンに会社を買収された事もあり、ジェイコブは彼の元で働きながらもルイスの敵討ちを画策する。そこでガールフレンドの父親で執筆業をしていたゴードンに協力を求めるのだが…というお話です。
正直に言うと前作「ウォール街」の方が面白いと思います。スピード感があり、キャラクターも解りやすいですし。「ウォール・ストリート」はこの「ウォール街」を見ていないと何故登場人物にこういうキャラクターが付けられたのか解りにくいですし、それに行動に一貫性が感じられなかった印象を持ちました。
ただ、この作品がサブプライムローン問題をきっかけに製作され、「行き過ぎた資本主義を続けている以上、再びマーケットはバブルを作り出すぞ。」というオリバー・ストーン監督の警鐘と見るとなかなか興味深い話だったりします。今作の主人公、ジェイコブが投資先としてプッシュする次世代クリーンエネルギーが「次のバブル」とされているのも深い、と思いました。もしかしたらストーン監督はこういった事を一番に言いたくてゴードン達のその後というのは実はどうでも良かったのかもしれないなぁ。原題が「Wall Street: Money Never Sleeps(お金は決して眠らない)」と付けられている事を考えるとあながち間違いではないような。
前作「ウォール街」でインサイダー取引をしたために懲役刑を受けたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)はようやく出所するが、家族の誰からも迎えがなかった。実はゴードンが捕まった事から家族に不和が生じ長男は薬物中毒に。それが原因で死亡。長女ウィニーは兄が死んだ責任が父ゴートンにあると思い一切の接触を断っていた。
長女ウィニーはマスコミが扱いにくい情報を取り上げる非営利のサイトを運営していた。ボーイフレンド、ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)は父や前作の主人公バド・フォックスと同じように株式のトレーダーをしていたがあらぬ噂をたてられ勤めていた投資銀行は破綻寸前まで進んでしまい、社長であり、ジェイコブの師でもあったルイスは自殺をしてしまう。
その後あらぬ噂をたてたのがライバル会社の社長、ブレドンである事がわかるが、ブレドンに会社を買収された事もあり、ジェイコブは彼の元で働きながらもルイスの敵討ちを画策する。そこでガールフレンドの父親で執筆業をしていたゴードンに協力を求めるのだが…というお話です。
正直に言うと前作「ウォール街」の方が面白いと思います。スピード感があり、キャラクターも解りやすいですし。「ウォール・ストリート」はこの「ウォール街」を見ていないと何故登場人物にこういうキャラクターが付けられたのか解りにくいですし、それに行動に一貫性が感じられなかった印象を持ちました。
ただ、この作品がサブプライムローン問題をきっかけに製作され、「行き過ぎた資本主義を続けている以上、再びマーケットはバブルを作り出すぞ。」というオリバー・ストーン監督の警鐘と見るとなかなか興味深い話だったりします。今作の主人公、ジェイコブが投資先としてプッシュする次世代クリーンエネルギーが「次のバブル」とされているのも深い、と思いました。もしかしたらストーン監督はこういった事を一番に言いたくてゴードン達のその後というのは実はどうでも良かったのかもしれないなぁ。原題が「Wall Street: Money Never Sleeps(お金は決して眠らない)」と付けられている事を考えるとあながち間違いではないような。
Posted by 天野"kevin"達也 at 20:52│Comments(0)
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