2011年07月30日
「大鹿村騒動記」観賞
原田芳雄さんの遺作となった「大鹿村騒動記」を見てきました。
長野県大鹿村は年に一度の村歌舞伎を300年以上続けている場所である。そこで鹿料理店を経営しながら村歌舞伎の主役、景清を演じる善(原田芳雄)の元に18年前に駆け落ちした妻、貴子(大楠道代)と友人、治(岸部一徳)が帰ってくる。話を聞くと貴子が認知症を起こし、治のことを善と呼んだりするようになり手に負えない状態なので帰ってきたという。事情が事情だけに追い出す訳にもいかず、二人を引き受ける善。しかし村歌舞伎の日が迫ってきている中で貴子が巻き起こすトラブルに歌舞伎どころでは無くなってきた善は主役を辞退すると言い出すのだが…というお話です。
90分という見やすい時間の上、テンポも良く、非常に楽しい映画でした。お客さんも原田さんの訃報をきっかけに沢山来ていましたし(これは入場料金1000円というのもあるのでしょうが)、驚いたのはパンフが売り切れるという事。なかなかパンフが無くなるというのはないことですよ。劇中劇で上演される村歌舞伎ではこの劇中劇に取り組んだ俳優陣の「本気」の力に感動しました。映画の中のお客さんが「よっ!○○ちゃん!」というかけ声をかけているのですが思わず僕も真似したくなるくらい引き込まれるんんですよ。
原田さん、いい映画をありがとうございました。
「よっ!良雄ちゃん!」
長野県大鹿村は年に一度の村歌舞伎を300年以上続けている場所である。そこで鹿料理店を経営しながら村歌舞伎の主役、景清を演じる善(原田芳雄)の元に18年前に駆け落ちした妻、貴子(大楠道代)と友人、治(岸部一徳)が帰ってくる。話を聞くと貴子が認知症を起こし、治のことを善と呼んだりするようになり手に負えない状態なので帰ってきたという。事情が事情だけに追い出す訳にもいかず、二人を引き受ける善。しかし村歌舞伎の日が迫ってきている中で貴子が巻き起こすトラブルに歌舞伎どころでは無くなってきた善は主役を辞退すると言い出すのだが…というお話です。
90分という見やすい時間の上、テンポも良く、非常に楽しい映画でした。お客さんも原田さんの訃報をきっかけに沢山来ていましたし(これは入場料金1000円というのもあるのでしょうが)、驚いたのはパンフが売り切れるという事。なかなかパンフが無くなるというのはないことですよ。劇中劇で上演される村歌舞伎ではこの劇中劇に取り組んだ俳優陣の「本気」の力に感動しました。映画の中のお客さんが「よっ!○○ちゃん!」というかけ声をかけているのですが思わず僕も真似したくなるくらい引き込まれるんんですよ。
原田さん、いい映画をありがとうございました。
「よっ!良雄ちゃん!」
Posted by 天野"kevin"達也 at 10:34│Comments(0)
│映画
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。