2011年11月08日

「猿の惑星:創世記」鑑賞

 猿の惑星の新シリーズ的な位置づけになる「猿の惑星:創世記」を見てきました。

 製薬会社に勤めるウィル(ジェームズ・フランコ)はアルツハイマーを治療する薬を研究していた。動物実験をするために研究所で猿に投与していたが、その中の一匹が驚異的な知能を持ったことから完成まで後一歩の所までいったと思われた矢先に、その猿が突然暴れだし、射殺されてしまう。その結果、研究は打ちきりとなり、研究用の猿は殺処分となることが決まった。しかし暴れた猿のオリを確認すると秘かに出産した赤ちゃん猿が見つかった。暴れたのは赤ん坊を守るための母親の防衛本能だったのだ。ウィルは不憫に思った上に誰も知らないこともあり自宅に連れ帰って育てることにした。

 父親のアルツハイマーを治したい一心で研究を行っていたウィルは研究中だった薬を父親に投与し、見事に回復を見せた。そしてシーザーと名付けた赤ん坊猿も母親譲りの驚異的な知能を持っていることが解る。だが父親の回復も一時的な物で再びアルツハイマーに戻ってしまう。そんな状態でトラブルを起こしてしまった父親が隣人に責められている所を見たシーザーは良かれと思いその隣人に襲いかかるが、裁判所命令でシーザーは霊長類専門の施設に預けられていまう。ウィルは父親を治す新薬の開発とシーザーの解放に向けて奮闘するのだが…というお話です。

 106分作品ということで非常に見やすく、話の持って行き方も良くできた作品だと感じました。元祖であるチャールトン・ヘストン主演の猿の惑星へのオマージュもきちんと用意されていましたし。ただどうもキャラクターに感情移入しにくい!人間にも猿にも。彼らの行動に一貫性がなかったような気がするんだけど、それも影響しているのかなぁ。あと個人的に主演のジェームズ・フランコがあまり好きでないのもあるかな(笑。なんかちゃらい感じがイヤ)。

 それでも興行収入は制作費の4倍以上いっているので大成功なんですよね。今回の「創世記」はエピソードゼロ的な位置づけなので続編の可能性はおおいにあり得るんじゃないでしょうか。次回作へのネタ振りはきちんとしていましたしね。

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Posted by 天野"kevin"達也 at 12:05│Comments(0)映画
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