2013年09月09日
福島県立美術館「若冲が来てくれました」
さて先日福島県にいってきまして福島県立美術館で開催中の「若冲が来てくれました」を見てきました。これは日本美術のコレクターであるジョー&悦子・プライス夫妻が東日本大震災で被害に遭われた方へ美しい物を見てもらい、心の支えにしてもらおうという目的のために開催するものです。
東北三県のみの開催とということで遠く沖縄から見に来たお客さんもいたとか。
山が背景にあり、広大な敷地の中にある福島県立美術館。正直地方の美術館ということであまり期待していなかったのですが、お世辞抜きで格好良い建築だと思いました。福島市はここをもっと「売り」にしてもいいんじゃないでしょうかねぇ。
こちらは併設している図書館。ちなみに最寄り駅は「美術館図書館前駅」です。
今回の目玉は図録の表紙になっている「鳥獣花木図屏風」をはじめとする伊藤若冲の作品でした。お客さんが沢山来場されていたので「引き」の状態で全体をじっくり見られなかったのが心残り(お客さんが来ているのはいいことなんですけどね)。でも凄い作品ばかりなのは実感できました。
実はこれに先駆けて京都の相国寺にある承天閣美術館で「伊藤若冲の名品展」を見に行って来たのですが、お客さんがそこそこのおかげでこちらの方がゆっくりと好きな角度から見ることが出来ました。福島県立美術館の方は今月23日まで、承天閣美術館の方は29日までです。どちらもオススメですよ!
こちらは来場したお客さん向けの長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」のレプリカ。
ちょっとオマケ話。
福島県立美術館の売店では古い図録を物によっては200円に値下げして販売しています。これ、他の美術館でも見習って欲しい点。いつまでたっても定価のままで販売しているのどうかとおもうんですよねぇ。しかしこの「ニューヨーク・リアリズム」展、1994年のだからほぼ20年前…(また保存状態もいいんだ)。
東北三県のみの開催とということで遠く沖縄から見に来たお客さんもいたとか。
山が背景にあり、広大な敷地の中にある福島県立美術館。正直地方の美術館ということであまり期待していなかったのですが、お世辞抜きで格好良い建築だと思いました。福島市はここをもっと「売り」にしてもいいんじゃないでしょうかねぇ。
こちらは併設している図書館。ちなみに最寄り駅は「美術館図書館前駅」です。
今回の目玉は図録の表紙になっている「鳥獣花木図屏風」をはじめとする伊藤若冲の作品でした。お客さんが沢山来場されていたので「引き」の状態で全体をじっくり見られなかったのが心残り(お客さんが来ているのはいいことなんですけどね)。でも凄い作品ばかりなのは実感できました。
実はこれに先駆けて京都の相国寺にある承天閣美術館で「伊藤若冲の名品展」を見に行って来たのですが、お客さんがそこそこのおかげでこちらの方がゆっくりと好きな角度から見ることが出来ました。福島県立美術館の方は今月23日まで、承天閣美術館の方は29日までです。どちらもオススメですよ!
こちらは来場したお客さん向けの長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」のレプリカ。
ちょっとオマケ話。
福島県立美術館の売店では古い図録を物によっては200円に値下げして販売しています。これ、他の美術館でも見習って欲しい点。いつまでたっても定価のままで販売しているのどうかとおもうんですよねぇ。しかしこの「ニューヨーク・リアリズム」展、1994年のだからほぼ20年前…(また保存状態もいいんだ)。
Posted by 天野"kevin"達也 at 22:00│Comments(0)
│展覧会
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